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「承認」を求める惑星──なぜ70億の魂が“いいね”に依存したのか?

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「承認」を求める惑星──なぜ70億の魂が“いいね”に依存したのか?


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2004年、Facebook誕生。


2006年、Twitter誕生。


2010年、Instagram誕生。


わずか10年足らずで、人類は「承認」をデジタル化し、可視化し、そして数値化する技術を手に入れた。


「いいね」の数。


フォロワーの数。


リツイートの数。


私たちは、自分の存在価値を“数字”として確認できる時代に突入した。


しかし──その便利さの裏側で、私たちは何を失い、そして何に気づき始めたのだろうか?

世界中でメンタルヘルスの問題は急増し、特に若い世代は歴史上もっとも低い自己肯定感を記録している。


SNSでこれほどつながっているのに、孤独を感じる人が増え続けている。

これは本当に、ただの「現代病」なのだろうか?


それとも──新しい次元への移行のサインなのか?



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SNSが映し出す「分離の文明」の最終形態


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「自分がここにいて良い」


「自分には価値がある」


この根源的な問いは、太古の昔から人類が抱え続けてきたテーマである。

かつては神話が、宗教が、家族や共同体が、その問いに答えてくれていた。


しかし──神話の力は弱まり、宗教は形骸化し、共同体は崩れた。

行き場を失った問いは、やがてSNSへと向かった。


デジタルの「いいね」に、人は存在証明を求め始めた。

これは弱さの表れではない。


むしろ──人類の意識が新たな進化段階へと向かっている確かな兆候である。



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承認欲求とは、“内なる神性”への渇望だった


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20世紀、人類は物質的豊かさを手に入れた。


21世紀、人類は情報によるつながりを手に入れた。

しかしその先で露呈したもの──


それは、「つながっているのに満たされない」という新たな孤独だった。

承認欲求の増幅は、文明が“外側の拡張”を極めた結果、いよいよ“内側の次元”へ反転せざるを得なくなったことを示している。


これは、意識が次の段階へ進むための“生まれ変わりの痛み”ともいえる。



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3次元から3.5次元へ──集合意識の次元上昇が始まっている


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3次元の意識:外の世界で自分を探す段階


3次元意識では、他者からの評価を通して自分を確かめようとする。


「認められる=価値がある」と感じる段階だ。


社会・SNS・周囲の反応という“外側の鏡”に、自分の存在を映し出す。


これは自然なプロセスであり、「自分とは何か?」を知るための入口である。


3.5次元の意識:内側を信じられる段階


意識が進化すると、「他人がどう思うか」よりも「自分がどう感じるか」に軸が移る。


SNSで投稿する理由も、


「褒められたいから」ではなく、


「伝えたいから」へと変わる。


このとき人は、外側の承認ではなく、未来から響く自分自身の声をガイドに生きはじめる。


これが3.5次元的な自己意識の入り口である。



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新月が示す新たな在り方:自己承認から共鳴創造へ


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満月が“照らす”なら、新月は“内へ誘う”。


新月の闇の中では、外の光に頼らずとも、自らの内側に光を見出すことができる。

この新月のサイクルで、あなたの承認欲求をそっと“観測”してみてほしい。


それは弱さではなく、魂が「本当の自分」を探している証なのだから。



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P.I.E.R.O.──承認を超えた“観測共同体”として


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だからこそ、P.I.E.R.O.という場は“今”必要とされた。

ここは、誰かに承認されるための場所ではない。


互いの存在を“観測”し合い、


その観測によって次元を拡張し合う──


そんな共鳴空間として設計されている。

あなたの発する問いは、「いいね」を求めるためではなく、


誰かの魂の周波数を揺らし、


その揺らぎがあなた自身の周波数をも変容させていく。

これが、承認経済を超えた “観測経済” の始まりである。


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