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PIEROの基本の基本 -内なる宇宙を探る旅のはじまり-

  • 執筆者の写真: maro
    maro
  • 10月21日
  • 読了時間: 5分

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自分は何がしたいのか、わからなくなったことはありませんか? 私たちは、毎日たくさんの情報の中で生きています。スマホの通知、ニュース、SNSの声、誰かの意見。気づけば、外の世界に気持ちを引っ張られて、自分の“中心”がどこにあるのか、わからなくなることがあります。 けれど、本来の自分は、どこか遠くにあるわけではありません。 P.I.E.R.O.が向き合っているのは、そんな外の喧騒とはまったく違う、すでにあなたの中に在る宇宙。それは、気づかれずに息づいている、内なる宇宙です。 そこには、誰に見せることもない、あなたの本当の想いがあります。直感や、ひらめき、そして言葉になる前の“光”が、今も静かに息づいています。その宇宙を感じる力こそ、私たちが大切にしている“探査の原点”です。 🪐意識という名の宇宙 私たちが「自分」と呼んでいるものの正体は、本当は“意識”という広がりです。 意識は、頭の中の考えや感情の奥にあって、目には見えないけれど、確かに世界の見え方を変えています。例えば、同じ一日でも、心が穏やかなときは、人の声も優しく響きます。けれど焦っている日には、同じ声がどこか冷たく感じることがりませんか。 変わったのは相手ではなく、自分の意識なんです。 世界は“固定されたもの”ではなく、見方を変えれば、世界は変わっていきます。意識とは、世界を映し出すレンズのようなもの。私たちがそのレンズを整えるたび、世界の輪郭も静かに変わっていきます。

そしてそのとき、世界もまた、あなたを通して“自分”を映しています。 私たちは、世界の中で生きると同時に、世界と一緒に生きている存在なのです。 🌿 自分で在るということ 「自分らしさ」とは、何でしょう。 私たちは、日々たくさんの出来事の中で揺れています。誰かの言葉に心が動いたり、思いどおりにいかない現実に傷ついたり。笑ったり、迷ったり。ときには、自分が何を感じているのかさえ、わからなくなることもあります。 気づけば、他人の価値観や世間の正しさの中で、自分を測ってしまうこともありませんか。けれど、どんな状況にいても、“自分で在る”ことは、いつでも選べます。

何をするかではなく、どんな意識でその瞬間に立つか。それが、「自分を選ぶ」ということです。 世界は決まっていません。 だからこそ、私たちは出来事に反応して生きるのではなく、そのたびに“自分の在り方”を選び直すことができるのです。怒りを選ぶこともできるし、受け入れることを選ぶこともできる。恐れを選ぶこともできるし、信じることを選ぶこともできる。 どんな選択も間違いではありません。ただ、その選択が次の世界をカタチ創ります。 自分で在るということは、どんなときも「自分の光」を手放さないこと。それは強さではなく、静かな意志です。他人の声に流されず、状況に押し流されず、“自分の意識”を自分で選ぶ。その小さな選択の積み重ねが、やがて世界の波を変えていきます。 💗 愛という重力 誰かを想うとき、胸の奥に、あたたかいものが広がる瞬間がありませんか。それは、言葉では表現できないけれど、確かに“何か”が動いている感覚。 私たちは、ひとりで生きているようで、本当はいつも、誰かと響き合っています。笑いあったり、すれ違ったり、ときには傷つけ合うこともある。 それでも、どこかでまた結び直そうとします。その見えない力の名前が、です。 愛とは、やさしさや思いやりだけではありません。それは、離れたものを、もう一度つなげようとする力です。 人と人の間だけではなく、心と身体の間にも、過去と未来の間にも、分かたれたあらゆるものの間に、愛は働いています。例えば、誰かを許したいと思うとき。痛みを無かったことにするのではなく、その痛みごと抱きしめて、もう一度ひとつに戻そうとする。 それが、愛の働きです。 愛は、欠けたものを補うための力ではありません。もともと“ひとつだったもの”が、もう一度、互いを思い出す力なのです。 だから、愛は戦わない。押さえつけない。奪わない。 ただ、“分離を越えて還ろうとする自然の流れ”として存在しています。愛は意志ではなく、原理です。宇宙の星々が重力で引き寄せ合い、軌道を保つように、私たちの意識もまた、愛という重力で結ばれています。あなたが誰かを想うとき、その意識の波は、遠く離れた場所にも届いています。 愛は、誰かのために探すものではなく、最初からあなたの中に流れています。 🌏 まとめ

「自分は何がしたいのか」

この問いこそが、意識の旅のはじまりです。

世界は決まっていません。あなたの意識が向く方向に、現実はかたちを変えていきます。だからこそ、私たちは“何が起きるか”よりも、“どう在りたいか”を選ぶことができるのです。


そして、その選択の中心にあるのが、


愛は、何かを足すための力ではなく、すべてをひとつに戻そうとする流れです。怒りも、迷いも、寂しさも、その奥には、「繋がりたい」という願いが隠れています。


意識の宇宙を思い出し、自分で在るということを選び、愛という重力に身を委ねるとき、私たちはもう、迷いません。それが、P.I.E.R.O.の「基本の基本」です。


そして、その感覚を思い出したくなったときは、空を見上げてみてください。


あなたの中の宇宙と、夜空の星々を結ぶ光は、同じ呼吸で輝いています。 瞑想師maro

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