7月満月のおすすめ作品|茄子 〜アンダルシアの夏〜
- SUN

- 4 日前
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P.I.E.R.O.研究員たちが「これは!」と思った映画やドラマをご紹介いたします 🎬
高次元の学びが詰まった作品、観るだけで意識が変わる作品など、P.I.E.R.O.的視点で厳選いたしました。ぜひ、あなたの次元上昇のお供にどうぞ!
『茄子 〜アンダルシアの夏〜』 🚴☀️🇪🇸
2003年公開。高坂希太郎監督が、黒田硫黄の短編をたった47分に焼き上げた、灼熱アンダルシアを舞台にしたロードレースの劇場アニメーションです 🏁
ロードレースのチーム戦には、エースの後方から風除けとなり、ラスト直前で勝利を託す「アシスト」がいます。主役はエース、風除けはアシスト────ペペ・ベネンヘリは、弱小チーム「パオパオ・ビール」のアシストライダーです。
今日、彼の心には三つの重荷がのしかかっています。
ひとつは、チームから解雇通告されているという事実──もう一走、乗せ損ねれば、ここで最後になる。
ひとつは、今日のステージが彼の故郷アンダルシアを通過する区間であること。
そしてひとつは、その通過点に設けられた兄の結婚式。
この作品に込められた人間味がこの作品の核心なんだと思います────勝ち負けに還元できない感情を抱えたまま、それでもペダルに足を乗せる姿こそ、長期戦を生きる人間の強さなのだと。
それでもペペは走り出します。
先日のオンライン配信『感謝解体新書Ver.2』で語られていたのは、「祈りとは、未来世界線を参照し、未来の自分と同期する操作術である」ということでした。 ──感謝が今を受け容れて現在地を確定する術なら、祈りはその確定のうえに立ち、未来の自分と意識を重ねる術であると。
ペペは、切られる現実を否定せず受け容れたうえで、それでもなお走る道を選んでいる。それは「信じる」を、頭ではなく脚で実行する姿に見えました。
何を祈ったのか。何を信じたのか────画面に答えは出ない。それでも、ペペの身体は確実に、次の未来へ向けて踏み出しているはずです。
その踏み出し方は、きっとあなたの視座も軽やかに書き換えてくれるでしょう。
勝ち負けではなく、「何を背負ったまま走り出し得るか」を問い直す47分間です。たった47分。
「成功の早さ」ではなく、「走り切る重さ」を、そのまま愛せるかどうか。
そんなことを静かに感じさせる一作です。
📺 U-NEXT
By 日本支部 Ten研究員

































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